個人サロン、物件を探すときはおとり物件に注意して!物件を探して何度も出会ってしまった憎たらしきおとり物件についてお話。



私は考えなしでしたので、
「お店を開きたい」→「希望物件を見つけたらすぐ契約」
という流れを本当にそのまま実行しました。

短期集中的に不動産を沢山見て回り、話をして、物件を時間をずらして見に行ったということなのですが――今思い返せば「もう少しこうしたら」というものがあります。


こちらでは、物件探しをするときに気をつけてほしい「おとり物件」についてのお話させて頂きます。

この記事で分かること



すべての記事は実体験に基づいて書いていますが、
数年前の情報も含みますので「こんなこともあるのね」という入門書感覚でお楽しみ下さい。

おとり物件とは、


おとり物件という言葉を聞いたことがありますか?

おとり物件とは、
実際にはその物件はもう人が住んでいたり契約が決まっていたりして空いていないのに、あたかも空き物件であるかのように広告して人を呼ぶ、

本当に憎たらしいものです。

……失礼しました。
物件を探すにあたって一番しんどく心を裂かれたのがこのおとり物件でしたもので。
あのときの私はアロマセラピストと名乗っても信じてもらえないぐらいの形相をしていました。本当にいまも憎たらしく思っています。
ネットが普及して私のようにネットで物件探しをしているかた、しようとしているかた多いでしょう。
検索すると沢山出てきます。

一階?低価格家賃?広い部屋?駅近?

こんな選択肢をいれて管理費込みの賃料4万円10坪なんてものが15件出てきましたら12件ぐらいおとり物件です(少し偏見あり…)
でも最初は「おとり物件」なんて言葉も知りませんから問い合わせて物件を見に行くんです。
でも、当日になって「物件が埋まってしまって――代わりに似た物件を紹介させていただきます。いちど店舗までおいでください」なーんてことを言われるわけです。


それが何度も、何度も続きます。


そうなると本当に合っているんだろうか?と疑問が浮かびます。
ネット上ではいまだ空き物件のまま。粗を探し始めると小さく見えた文字に「更新の都合上、物件が埋まってもすぐに更新され無い場合がある」と免罪符のような言葉を発見します。

それが半年後まで続きます。

とにかく、辛いです。
物件を見る交通費も、店舗に向かう交通費も馬鹿になりません。物件を見る時間によってはお昼を挟みます。
それに勿論、物件を見に行くためにスケジュール管理をします。それが、免罪符のような言葉で何度もふいにされるんです。

もう一度申し上げます。
おとり物件には気をつけてください。あれは詐欺です。

おとり物件を見つける手段としてこんなサイトがあります。
【おとり物件に騙されるな!】おとり物件を見抜く8つの完全マニュアル
私はこのなかで1番有効だと思うのが、


・物件に現地待ち合わせ


これは鉄則にしておいた方がいいかと思います

電話をかけて現地待ち合わせを依頼した瞬間、手のひらを返したように「現地待ち合わせはできないんです」と色んな理由をつけながら言われた場合、高確率でおとり物件です。
違う場合もあるかと思いますが、私はそうでした。

遠い地に安くはない交通費と長い時間をかけて向かったものの「先ほど埋まってしまって……」と言われたときのがっかり感と、ネットにはいつまでも載り続けているのが分かったときの苛立ちはとてもひどい。
*この対策をとっても当日に同じことを言われる可能性はあります。遠出の分早くに出ているので既に家を出たときが多かったですよ……

ない商品を載せずあるものだけを販売してくれたら、どちらも時間をかけずにいい関係が築けるのですが……。

担当者の言動に注意すべし


物件を決めるのはとても大きな買い物です。

店舗として借りる場合、マンションやアパートの一室を利用するとしても賃料4万円はかかるでしょう。そこに店舗としての契約なので消費税がつきます。
入居時には敷金礼金、不動産への仲介手数料、保険、更新手数料などがかかります。

それが払い終わっても、月々、水道光熱費、お店で使う消耗品などかかります。

とんでもなくお金がかかりますね。
そうなんです。
くどいですが大きなお金が絡むお話です。

ですから不動産を探すさいついてくれる担当者をよく見たほうがいいかと思います。
なぜなら挨拶がなく遅刻も多く契約内容さえその都度変わっていく──そんな接客をする担当者の多くはおとり物件だろう物件も使って案内してくることが多かったからです。

(生憎先ほど埋まってしまってという言葉から始まって、予め持ってきていた自分が売りたいであろう物件を「オススメですよ」と言いながら猛プッシュしてくることが多かった)

担当者の言動は要チェックです。
これからを考えると長いお付き合いになりますので、信用できる人を探しましょう。
そして正直に申し上げますと、信用できる人はすぐには見つかりません。

出会った人の中で1番信用できる、もしくは気が合う人が結局のところ自分にとってのいい人、信用できる人になります。
不動産にかけては、何度か足を運んだり不動産会社を変えて物件を探すべき。
(同じ物件でも違う担当者の説明でぜんぜん印象が変わりますよ)

ちなみにこの話は逆でもいえます。

不動産の方々も私たちのことを本当にこの契約をちゃんと出来る人か、お金を支払える人か、どんな人柄か、トラブルを起こさないか見ています。

物件を見させて貰う私たちも身だしなみを整えて伺いましょうね!

まとめると、

物件を探されるとき「おとり物件」かもしれないという危機感を持って、慎重に物件探しをしてもらえたら嬉しいです。

・物件は現地待ち合わせで見ましょう。
・複数同時に見ることも可能ですので、後出しで希望を出すより電話でどんどん要望を訴えた方が、結局お互い時間をかけずに話がまとまりますよ!
・信頼できる担当者が出来たらどんどん相談すべき


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