アロマセラピストの仕事を探す前に知ってほしいことをご紹介。自宅待機の有無はかならず…



アロマセラピストの仕事を探すときできればチェックすべき場所をご紹介します。
「なんだか店舗写真の雰囲気が良かったから」
「なんとなくよさそうだから」
と選ぶだけではなく、ある程度基準を作って調べたほうが理想の職場は見つかりやすい。 

どうぞお役立てください。 

アロマの仕事をさがすのならチェックしたいこと



すべての記事は実体験に基づいて書いていますが、
数年前の情報も含みますので「こんなこともあるのね」という入門書感覚でお楽しみ下さい。

雇用形態


雇用形態でそれぞれの実体験、実際に働いている方の意見をまとめてみました。

アルバイト、パート

・時給800円~
(ある程度保証されているので安心して働くことができる)


・募集は多い
・自宅待機でお給料が安定しないことも
・未経験でも働きやすい
・お店の研修はお店によってとっても簡単なことも
・アロマセラピストの世界に入り込みやすい
(そのまま正社員に……というのは正直長い目で見るべきかも)

正社員

・月給13万~20万程度
ある程度保証されているので安心して働くことができる。


・福利厚生
雇用保険だけ、というのもあるので注意。
女性が多い職場ということもあってか産休などしっかりしているところが多い
・募集は少ない


・チェーン店となると各店舗に正社員多くて2人でエリアマネージャーのような役職またはその候補となっていく。施術だけではなく他店舗との会議や店舗運営人材育成にも関わる
・研修もしっかりしていることが多い
(研修中は無報酬の場合が多い
・氏名でプラスされることもあるが店によってそれぞれ
(収入はほぼ固定)

∟ 業務委託


・完全歩合制
(成果に応じて報酬が支払われる。成果の基準は予め決められている)
(このメニューなら何%、売り上げの何%)
(施術予約が入らない場合その日0円のことも)
(最低保証ありのところも)

・頑張れば稼げる……と聞こえはいいけれど事実でありシビアな世界
(未経験でいきなり業務委託はなかなか挑戦的)
(指名で稼いでいけば、ということは名前を覚えてもらうことだ。名前を覚えてもらうには沢山の施術然り、技術も必要になる。先輩方はすでにいる。ある程度覚悟を持って始めるべき)
(安定した稼ぎではないので最初のうちは固定出費が少ない状態で始めるべきかと)
(能力があっても、能力がついても、サロン自体にお客様の出入りが少ないということも。元々のお客様来店数が少ない場合、他セラピストとの分担になるので、当然お給料は少ない。

スタッフの人数


スタッフの人数は何気に大切です。 

万が一体調不良の場合、
交代と助け合う仲間がいるかいないかでは大きな違いがあります。 

同期がいるのかいないのかも大事。一緒に頑張ろう!と言い合える仲の人がいると励みになります。 
大人数だと完全歩合制のとき注意が必要。施術の機会が減ることにも繋がりますし、そもそもお店にお客様の来店数が少なければ悲惨です。火の車。 
体調管理は本当に欠かせません。

女性専用サロンかどうか


セクハラが怖い場合、女性専用サロンで働くのがいいと思います。
セクハラに関しては【アロマセラピストの仕事の裏側を覚悟、体力仕事、自由な時間、お給料、セクハラの項目に分けてご紹介】を参考にしてください。

研修内容


研修内容はお店によって違います。 
時給が出るタイプ、研修期間給料無し、研修期間無料しかし教材購入、 
実際にお店に出ながらその合間に研修、研修が終わり一人前となってからお客様の前に立つ

……本当に色々です。

ちなみにエステ系のアロマサロンで寮付きの求人があったのですが、
寮は本当にあるか聞いたほうがいいかも。

面接では「寮はあるし申し込み可能」と言われていたのですが、
めでたく採用の運びとなったあといざ入寮の詳細を聞けば 

「実はまだできてないんです」 

とのこと。 びっくり! 
これは稀な例だとは思いますし確認不足でもありましたが予め確認したほうがいいかも。
もちろん「本当に寮できてるんですか?」ではなく、 
「もし採用となりましたら入寮日はいつから可能でしょうか……?」 
と言い方を変えたほうがいいかと。 

自宅待機はあるのか


出勤日ではないものの呼び出しがかかったらすぐに出勤できるように自宅で待機しておく 、ということがあります。
(詳細は【アロマセラピストの仕事の裏側を覚悟、体力仕事、自由な時間、お給料、セクハラの項目に分けてご紹介】へ)

これが本当に大変です。 
かといってちょっと聞き辛いもの。 
ちょっと怪しげだな……と不安を覚えたならば、 

「最低月●●円稼ぎたいと思っていますが、シフトを組むこと可能でしょうか?」 

と具体的に週何日希望か、額を言うのがいいと思います。
これだと正確には分からないものの、万が一自宅待機という仕組みがあっても希望額分は働くことが出来ます。
お店側といい関係を作って行きたいものですから言葉選びは大事ですね。

募集店舗


募集店舗が多いと考えられるのは転勤やヘルプです。
希望店舗はとりあえず聞いときますよ、というお店はありました。 
(ヘルプはそのお店で欠員が出たとき他店舗ではあるが出勤)

大きい店舗となると新人研修もひとまとめにしますので、最寄りに希望店舗があっても研修可能店舗に配属されます。それからは研修が終わり次第面接で……ということも。 

希望店舗に配属可能か確認したほうが吉。
研修店舗が遠い場合は交通費は負担があるのか確認しておくべき。研修店舗は都心近くにありますが、地方から行くとなると交通費は馬鹿になりません。要チェック。 

まとめると、

働きたいという場合なんにでもいえることですが、
自分が抱いている理想をちゃんと言葉にして明確にしたほうがちゃんと理想の仕事に辿り着けます。 


最低限ほしいお給料、
自分が望んでいること、
どんなサロンで働きたいか、
そのサロンで働いてどうなっていきたいか、
福利厚生などの保証、
アロマセラピストとして目指していく場所、 


ちょっと面倒かもしれませんが紙に書きだすのもいいかもしれません。
頭の整理にもなりますし、意外と見落としていたところやあいまいになっていたものがはっきりします。


素敵な職場で働けることをお祈りしています!


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