
電動の素晴らしさを実感します
目的:電動ドライバーを使って編み機を編んでるとどんな感じなのか
全体の流れ:
電動ドライバーを編み機に使うときの注意事項と必要なもの

電動ドリルじゃなくて、電動ドライバー
編み機は手でまわすものですが、
大作を作るため90段ぐらい編むとき、なかなかどうして手が疲れてきます。
そんなとき候補として考えたいのが、
電動ドライバーに代わりに回してもらうという方法です。
ただ、注意したいのが、
| ・編み機は手動を念頭に作られていて、 ・電動ドライバーでぐるぐる回すことを想定して作られたものではない ようは壊れる確率をあげるというデメリットをふまえて自己責任で使う、という方法だということです。 電動ドライバーによっては回転速度がとても速いものがありますが、 速いものであればあるほど編み機にダメージが入りやすいことが想定できます。ご注意を。 |
必要なものが、
- 電動ドライバー
- アタッチメント
この2つです。
私が使用したものはこちら。
・電動ドライバー

私が使用している電動ドライバーはコンパクトドライバーで、
回転数180RPMです。
ご自分が使ってるものや購入するさい、検索して性能比較の参考にどうぞ。
・アタッチメント
22針でも48針の編み機でも使用できました。
楽天は値段がえらいことになってるので、もしお買い求めの場合はAmazonからをオススメ。
検索用語としては「編み機 アダプター」「編み機 アタッチメント」がいいかと思います。
アタッチメントの装着と電動ドライバーで編んでいる様子

装着の仕方は写真の通りで、
手で回すハンドルに差し込んで、電動ドライバーで回すだけ

装着したら電動ドライバーの電源を入れるだけ。
注意すべきことがあるのなら、
ハンドルが回る向きと同じ方向に回るようにしましょう。
装着前に空回ししてドライバーの回転向きを確認するのがオススメ。
電動ドリルを使うから特別な糸の調整方法があるというものはなさそうです。
手動が電動になるだけなので…
ただ、手動と違いでスイッチを押されているあいだずっと回してくれるので、残りの毛糸量を気にするぐらいでしょうか…?
電動ドリルを使う使わないに限らず、
糸を調整する目的は、糸がつっぱって編み機に絡む・圧力をかけてしまうといったことがないようにすることだと思うので、
自分の環境に合わせたやりかたを探したほうがいいと思います!
実際にまわしてるときはこんな感じ。
メリットデメリット

最終的に自己責任になってしまいますので、
改めてご確認を…!
個人的には選択肢としてありなのですが、
もしこの記事を呼んでいる人が使ってみようかな、と思ったときに、判断の材料になったらいいなと自分なりのメリットデメリットを書きました。
参考になったら幸い。
メリット
- 90段編む…など大作を作るときに、代わりに編み機をまわしてくれるのでとっても楽
- 回してくれるのでそのぶん余裕ができる。編まれている毛糸の調子を確認できます。
どれぐらい時短になるか、
電動ドライバーで帽子を作ってみる動画を作ってみました。
気になるところからご覧ください。
※編み機の使い方はこちらの記事をごらんください。
- アタッチメントと装着写真 0:55
追記)48針が撮影台にのりきらないため、編み機を稼働しているあいだアタッチメントは映っていません。装着、実装状況は写真のとおりです。 - 電動ドライバーで回すときの注意 2:32
- 電動ドライバーで回して編んでみる 3:54
- 55gの毛糸まるまる使って編める段数と時間、編んだ状態 6:38
デメリット
- 電動ドライバーを使って回すことを想定として作られたものではないので、壊れる確率があがる
- 手動なら糸がひっかかったときすぐ止められますが、電動だとスイッチを押しているあいだ回り続けます。それが編み機を壊す原因になる可能性も
- 電動に限らず手動でもいえることですが、大作を作り続ける=編み機を使い続けることなので、編み機の消耗があがります。電動ドライバーでまわすことに慣れると次々作品が作れますが、編み機の寿命もそのぶん短く感じる可能性あり
ちなみに編み機を電動ドライバーで回しているときはこんな感じ。


ちなみに、電動ドライバーで編み機を回すのはあくまで方法のひとつです。
例えば22針編みしか持っておらず、大作を作るわけではないというのであれば、個人的に必要ないと思います。
「同じだけ編むのにどれくらい時間かかるのか」というコメントがあって、
そういえば、楽ー!ってだけで比較していなかったので面白そうだしやってみました。楽しかった!
ただ、手回しの速さは個人差がでるので共有が難しいと判断し、
(ひっかかるなどのトラブルもふまえ)
どうせなら同じぐらい比較しようがない私の全力回しVS電動ドライバーという動画を作りました。
結論、全力回しなら、
22針編みなら小さい小物をつくるとき手で回した方が早く、
48針編み30段程度でも手で回した方がじゃっかん早い。
全力回しの疲労がついてまわるので、必要性を考えると個人の環境や考えによりますね。
大作を作るのなら電動ドドライバーアタッチメントは考えてもいいツール。
そもそもの前提条件など甘いノリ動画ですが、
アタッチメントを導入するかどうかの参考になったら嬉しいです。

お互い楽しい編み物ライフを~
関連記事

新しい記事

- 安くて優秀!USBカップウォーマーはダイソーで十分でした。冬に持っておきたいアイテム【DAISO】
- Seria毛糸SOLOFIMソロフィム毛糸!落ち着いた色味で通年使えます【100均】【セリア】
- Seria毛糸GOKUBUTOアクリル毛糸極太!秋冬毛糸でふんわり編めます【100均】【セリア】
- 秋の寂しさも美しさに変える!「山装う」など紅葉の表現と、ことわざの隠された意味
- 2025年10月今日は何の日?イベント、秋について暮らしの知識をおさえる【2025年】
- DAISO毛糸デザインヤーン!段染糸で出来上がりの色合いを楽しもう!【100均】【ダイソー】
- DAISO毛糸フェアリア!リボンのような毛糸でラッピングやラブリー作品を作ろう
