精油を使ってアロマグッズを作るとき注意したい光毒性

目的:精油の注意事項、光毒性について知る
全体の流れ:
精油ってざっくりどんなもの

植物の力が凝縮した液体
植物の力を香りやトリートメントで摂取して、心身の健康に役立てるアロマテラピー。
必須アイテムである精油は植物の力がぎゅっと凝縮されたものになっています。つまり、強力。
睡眠に効果がある、と薬剤師ではない人が精油を処方してしまうのが駄目なほどです。
詳しくはこちら
強い力を持つ精油だからこそ、効果は期待できますが、気を付けなければならないことがあります。
- 原液を触らない、飲まない
- 火元の近くや子供の手が届く場所に置かない
- 皮膚につけたい場合は必ずキャリアオイルで希釈する
- 自己判断、曖昧な知識での利用を控えたほうがいい人もいる。持病やその人の状態を悪化させてしまいかねない精油があるため、利用したい場合は専門家の意見を仰ぐ
(妊娠中、乳幼児、持病を持っている人
(高齢者や子供、ペットも注意。大人に比べると体重も低く、抵抗力が無いまたは低下している可能性があるのでアロマは控えるか希釈濃度を低めにする対応が必要 - 光毒性のある精油の扱い
ほかにも、希釈して皮膚につけるときは低い濃度から初めてスキンチェックしたほうがいい、開封した精油は早めに使い切る、といったこともあげられます。
光毒性ってなに

スキンケア用品を作りたいなら特に気をつけよう。
光毒性の性質を持つ精油を皮膚に塗布した状態で紫外線を浴びることで、
色素沈着や炎症を起こす可能性があります。
使用したあとは、12時間程度紫外線を避けたほうがいいとさえ言われるほど、危険性があるんです…
詳しく知りたい人はAEAJの記事こちらをどうぞ
そのため、スキンケア用品を作るのなら必ず、光毒性の性質がないか確認。
使いたい精油はひとつひとつ調べたほうが無難です。
一応、光毒性のある代表的な精油を2点ご紹介。
- ベルガモット
- グレープフルーツ
など柑橘系の精油に多い……好きな香りばかりなので最高に落ち込みましたが、アロマテラピーをして身体に害を持ち込むなんてそっちのほうがナンセンス。
芳香浴に使うと切り替えて、うまく楽しみましょう。
注意事項をふまえてオススメの精油は

オレンジスイートとラベンダー
好きな香りだからオススメするというのもありますが、
効能を見ても優秀な2点なので、
オレンジスイートとラベンダーがオススメ。
オレンジスイートに至っては柑橘系の香りでありながら光毒性のない精油なので、
柑橘系のスキンケアを作りたいときには必ずといっていいほど使用しています。肌への作用も嬉しいものがよくみられて、自分の肌にも合っていて文句がない。
ただ、ラベンダーも同様ですが、
トリートメントや自分の肌に塗布する化粧水などを作るときは、必ず自分の肌に合うかのパッチテストはしておきましょう。
めんどくさいわって人は、とっても気持ちは分かりますが、せめて初めて使用する精油を用いてスキンケア用品を作るときは必ず低濃度かつちょっとの量で作っておくのが無難です。
精油の力を求めて高濃度に、しかもめんどくさいからといって大量に作ってしまうと、
自分の身体に合ってないと分かったとき大損害です。急がば回れ…

注意事項はありますが、オリジナルのスキンケア用品は最高ですよ!