アロマトリートメントの疑問をピックアップ。マッサージ呼びじゃない理由、お風呂に入る前か後の施術か…



昔と比べて、アロマトリートメントという言葉がすっかり馴染みあるものになりました。
そんなアロマトリートメントについて抱きやすい疑問をピックアップ。

この記事で分かること



すべての記事は実体験に基づいて書いていますが、
数年前の情報も含みますので「こんなこともあるのね」という入門書感覚でお楽しみ下さい。

アロマトリートメントってなに?


アロマ(芳香)+トリートメント(手当)

植物の香りと力を閉じ込めた精油を、
身体に届ける働きを持つキャリアオイルに馴染ませて、
軽い圧をかけながら身体に塗布してリラックスを促し、
疲れを和らげるもの。

オイルを用いるからこそできる、押しながら滑らせる手技は身体のなかに溜まっている老廃物を流すことが期待できます。
また、自分自身で治す力(自然治癒力)を高めたり、精油の効能もあわさってストレスの解消や不調の緩和も期待できます。


痛みがある=血液の循環が悪いという考え方があります。
もちろん内臓の病気も考えられ全てがそうではないでしょう。

しかしながら、
痛みやコリを感じる場所をアロマトリートメントで流していくと、痛みの和らぎを実感する人も多いのです。

実際にアロマセラピストとして働いているとき、
来店されるお客様が施術を受けたあとの表情はまるで違い、「楽になった」「痛みが和らいだ」などお言葉をいただきました。


まあ、難しく考えず、
アロマトリートメントは、健康を考える人に使えるひとつの手段ですね。

トリートメント?アロママッサージじゃなくて?


アロマトリートメントの内容を聞いていると、
オイルを使ったマッサージという印象を抱く人もいるでしょう。間違いではありません。

ではなぜアロママッサージではなく、
アロマトリートメントというのでしょうか。


小難しいことをいうと、
マッサージと言うと医師法に引っかかるためです。
あんまマッサージ指圧師の国家資格を持っていない人が使ってはいけないのです。

マッサージは医療行為にあたるので、
その資格を持っていない人が言うと騙ることになりますね。


マッサージのほうが馴染のある言葉で、人に伝わりやすい言葉ではありますが、
アロマセラピストの人は注意する必要があります。


ちなみに精油は法的に雑貨扱いのため、
例えば効能として「鎮痛作用がある」として販売したり案内したりすることは薬機法(薬事法)で禁止されています。



私はあんまマッサージ指圧師の国家資格を持っていないので、
このサイトでもアロマトリートメントという表記を使っています。

施術を受けるまえお風呂に入ったほうがいい?施術を受けたあとは?


癒し旅行に行った先で、温泉に向かったらアロマトリートメントのお店…ちょっと興味がのって施術を受けて見ようと思ったら、気になるんじゃないでしょうか?


アロマトリートメントは施術を受ける前がいいのか、後がいいのか。


基本的にアロマトリートメントはリクラゼーションや効果を期待したり自然治癒力を高めるたたりするものなので、
施術を受けるご本人の好みで選んだほうがいいです。

でもどうせアロマトリートメントを受けるのなら、
より効果があるほうがいいと思いますね。やっぱりお得なほうが嬉しいものです。


その観点からいくと、
身体が冷えやすい人は先にお風呂に入ってから施術を受けるほうがオススメかと思います。
温泉にはいってほぐれた心身の状態でアロマトリートメントを受けることで、より効果を期待できます。

施術後、オイルは洗い流しても大丈夫?

オイルは洗い流しても大丈夫です。
むしろ服についてしまうと洗濯も大変ですし、落としましょう。


それに、アロマトリートメントの施術中(20分~60分)に、
期待される効果が身体に吸収されるとあります。


アロマトリートメントの施術でも、施術後にホットタオルで拭き取ったり、お客様にお渡しする店は多いですね。

飲酒しているけど施術って受けても大丈夫?

お店によるとは思いますが、少なくとも過度な飲酒をされている人は施術を控えたほうがいいですね。

アロマトリートメントは老廃物がたまって滞っている身体の流れをよくするので、
飲酒で血液の循環が良くなっている身体にアロマトリートメントをすると酔いがまわって”もしも”の事態を招きかねません。

もみ返しが起きないか心配

利用するお店が使う手技やコンセプト、施術者の技術によってなんともいえませんが、
流す手技をしっかりとりいれていればもみ返しが起こりにくいです。


とはいえ、絶対にもみ返しが起きないとは言えません。


というのも、
施術側の問題としてある筋肉を強く押してしまったり流す手技が少なかったりするために起きるもみ返しだけでなく、
施術後に身体を冷やしてしまうことによるもみ返しも考えられるためです。


人によっては好転反応をもみかえしと感じる方もいらっしゃるでしょう。


好転反応ともみかえしは違います。
好転反応は期待する健康な状態の前に現れる一時的な体調の悪化ですが、もみ返しは単に過剰な刺激で起きる身体の反応でしかありません。


自分の身体にあったセラピストを見つけるのが一番ですが、
正直なところ長い目で見なければならないのがもどかしいですね。

お疲れ様でした

アロマトリートメントのことを考えて、浮かびやすい疑問をピックアップして紹介してみました。

ちょっと小難しいことを申しましたが、
アロマ大好きな私としては、

「なんかいい効果も期待出来て、かつ施術を受けるとリラックスできるやつ」
「いい香りに包まれて幸せになれる」

というような軽い気持ちで試してほしいと思います。


その魅力にはまった私は一時は職業として選ぶほどで、
現在では家族に施術して喜ばれ、よく謡われている「一生モノの技術」という実感を得ています。


あなたも楽しいアロマライフを!

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